IDS社製3Dカメラ Ensenso Nシリーズについて

コンパクト筐体で扱いやすい3DカメラシステムEnsenso Nシリーズのそれぞれの特長についてご紹介します。
ENSENSO N シリーズとは?
過酷な環境条件(IP65/67)で使用でき、コンパクト設計のNシリーズは、通常の3Dビジョンとしての用途だけでなく、ロボットアームに搭載することで、作業内容やワークに合わせた最適なソリューションを実現することが可能です。
ベストセラーであるN30/35の性能をそのままにコストダウンをしたN40/45シリーズもお勧めです。
N30/N35シリーズ - N10の後継機種・物体距離が近くても利用可能
アルミニウム製のハウジングを採用していて電子部品の放熱性能に優れており、過酷な状況下でも安定した撮影が可能です。
輻輳角2°-10°に対応しているため、物体との距離が非常に短い用途でも利用できます。N35シリーズではN30シリーズにはないFlexView機能(連射撮像機能)が搭載されており、連射撮像することで点群データの欠損を防ぎます。
N40/N45 シリーズ - N30/N35シリーズよりも軽量で低コスト
N30/N35シリーズの性能はそのままに、コストカットを実現したシリーズです。
新しい N40/N45シリーズでは、 軽量プラスチックをハウジング材として使用することで、N30/N35シリーズよりも軽量で低コストを実現できました。
軽量であるため、協働ロボットアームへの利用はこのN40/N45シリーズがよりおすすめです。
プラスチック素材で丸みがあるハウジングのため、安全な使用が可能です。
それぞれのモデルの違い
FlexView (NシリーズではN35とN45のみ)
独自のFlewViewテクノジーによって、パターンマスクの位置を小刻みに変換することができるため、視差マップの質を非常に高くすることができます。
これにより、被写体表面の様々なテクスチャを表現することが可能になり、解像度も増加します。