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GenICam_GrabImage_WithTimeout

概要

GenICam GenTLプロバイダライブラリを使ってカメラから画像ストリームを取り込みます。指定した時間内にフレームが来ない場合にNilを返します。

*本ページはFuture Processing社の許可の下、Adaptive Visionの当該Filter Referenceページを和訳化したものです。

名称 種別 範囲 説明
inAddress GenAddress   アドレスを定めるGenTLプロバイダモジュールとデバイス
inPixelFormat GenPixelFormat  

GenICamピクセル命名規則において要求されたピクセルのフォーマット

inInputQueueSize Integer 1 - 200 アプリケーションにより実行される前にバッファ可能なフレームの数
inTimeout Integer 100 - 3600000 フレーム最大待機時間(ミリ秒単位)
outFrame Image   取得されたフレーム
outFrameID Integer   デバイスが定めるフレームブロックID(サポートされている場合)
outTimestamp Integer   デバイスが定めるフレーム取得のタイムスタンプ(サポートされている場合)

適用事例

アプリケーションが他の作業を連続的に実行しなければならない間、トリガーが一定の時間内に来ない可能性がある場合、このフィルタを使用して下さい(例:HMIイベントを実行中)。

説明

このフィルタはGenTLに適合するインターフェースを通じて専用のドライバソフトウェアを使う一般的なカメラデバイスとの接続確立、及び連続モードでそこから画像をストリーミングするためのものです。

デバイスアドレス(inAddressポート)は、システムにおける固有のデバイスとそのGenTLプロバイダモジュールを定める情報構造です。適切なデバイスを選択し、識別情報が使われるローカルのシステムに接続するため、GenTL Device Manager(フィルタプロパティにある"..."ボタンをクリック)を使うことが推奨されます。

デバイスのアドレスは以下の項目で構成されています:

VendorName - デバイスと通信するために使用されるGenTLプロバイダモジュールのベンダー名です。

TLType - インターフェースの転送技術タイプの識別コード(例:"GEV", "IIDC", "UVC", "USB3", "PCI", "Custom")。実際のコードはGenTLプロバイダモジュールに依存します。

DeviceID - 使用しているプロバイダモジュールで選択されたインターフェース技術におけるデバイスの固有IDです。この欄のフォーマットは正確にIDの文字列でなければならず、また、使用しているGenTLプロバイダモジュールに依存します。

ピクセルフォーマットは、画像のピクセル(カラー)フォーマットのテクスト上の名称を表します。フォーマット名はデバイスがサポートしているフォーマット名のいずれかと対応していなければなりません。そうでない場合、プログラム稼働時にエラーが発生します。GenTL Device Manager(フィルタプロパティにある"..."ボタンをクリック)を使うことで、デバイスがサポートしているフォーマットリストのフォーマット名が選択できます。

フィルタは選択したデバイスのピクセルフォーマットで内的に画像をストリームします。このフォーマットは、データのロスがない形で最適な画像フォーマットに変換されます。

新規の有効な画像フレームに対する待機時間は限定されていません。明示的な限定タイムアウト値、及び処理タイムアウト条件については、GenICam_GrabImage_WithTimeoutフィルタを使用して下さい。

outFrameIDアウトプットは、現状のビデオシーケンス内のフレームを特定し、順に増えていく数字を返します。このパラメータのサポートはオプションであり、いくつかのデバイスにはこのアウトプットが有効となりません。このアウトプットの値はGenTLプロバイダライブラリがサポートしています。サポート、範囲、循環はそのデバイスのGenTLプロバイダライブラリと転送技術に依存します。Buffer FrameIDの詳細情報については、デバイスベンダーの資料を参照して下さい。この値は受け取られたイメージシーケンスの訂正とロストしたフレームの検出の管理に使うことができます。ただしこの方法で検出できるフレームは、アプリケーション側でロストしたものだけです。デバイスと転送レイヤーで失われたフレームの検出は、GenTLプロバイダライブラリの導入とデバイスの転送技術に依存します。

outTimestampアウトプットは、現在のフレームのタイムスタンプを返します。このパラメータのサポートはオプションであり、いくつかのデバイスにはこのアウトプットが有効となりません。タイムスタンプに使われるタイマーの周期はデバイスとGenTLプロバイダライブラリに依存します。タイムスタンプのタイマーに関しては、デバイス図書を参照して下さい。このアウトプットの値は0から231-1の範囲で循環します。

outFrame同様、outFrameIDoutTimestampアウトプットはタイムアウト条件下でNil値を返します。

Gen TL Visionデバイスで作業するにあたっての概略情報は、以降にある項目を参照して下さい。

ヒント

  • ・inAddressインプットを定めて、ネットワーク内で利用可能なカメラを相互的に選択しましょう。
  • ・カメラがサポートしているものからinPixelFormatを選びましょう。
  • inTimeoutを設定して、フィルタがフレームを何ミリ秒待つ必要があるのか定めましょう。

エラー集

このフィルタはレポートエラーに除外事項を入れることができます。エラーの取り扱いについては:エラーハンドリング。

エラー種別 説明
IoError デバイスとの接続消失

難易度

このフィルタはベーシックの難易度でご利用頂けます。

フィルタグループ

このフィルタはGenICam_GrabImageのフィルタグループです。

関連項目

GenICam_GrabImage

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