IDS社製カメラからの画像を取得します。
*本ページはFuture Processing社の許可の下、Adaptive Visionの当該Filter Referenceページを和訳化したものです。
名称 | 種別 | 範囲 | 説明 |
inDeviceID | String* | デバイスのシリアル番号またはユーザー定義のカメラID | |
inPixelFormat | Strinrg |
ピクセルのフォーマット。対応データフォーマット:Raw8、Mono8、Rgb8、Bgr8、Rgba8、Bgra8 |
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inInputQueueSize | Integer | 1~∞ | 入力フレームの最大待ち行列容量 |
inAutoReconnect | Bool | 自動的にカメラに再接続する | |
inTriggerMode | IDSTriggerMode* | カメラトリガモード | |
inAoi | Box* | ストリーミングするのに必要な画像の断片 | |
inFrameRate | Real* | 0.1~400.0 | フレームレート |
inExposureTime | Real* | 0.0~∞ | 露光時間(マイクロ秒単位 |
inHorizontalBinning | IDSBinning* | 水平方向ビニング | |
inVerticalBinning | IDSBinning* | 垂直方向ビニング | |
inMirror | IDSMirror* | ミラー効果 | |
inAutoBlackLevel | Bool* | 自動黒レベル調整を有効にする | |
inBlackLevelOffset | Integer* | 0~∞ | 黒レベルオフセット |
outImage | Image | 出力画像 |
カメラドライバソフトウェア
このフィルタはご使用のカメラメーカーのSDKを使用してカメラと協調するためのものです。カメラと接続するためには、IDS SDKソフトウェアのインストールが必要となります。
下記ウェブサイトからIDS SDKのダウンロードが可能です。
https://en.ids-imaging.com/download-ueye.html
ドライバのインストールを確認するためには、IDSカメラマネージャを起動させてください。カメラが認識され、カメラからの画像が確認できれば、Adaptive Vision StudioでIDS SDKを使用することができます。
Adaptive Vision Studioで使用する推奨IDS SDKのバージョンは、4.80です。
カメラ識別
IDS社製カメラ1台と接続している場合、inDeviceIDフィールドはAutoに設定できます。この場合、最初に使用可能なカメラが使用されます。
複数のカメラがコンピュータに接続されている場合、inDeviceIDフィールドで1つを選択します。inDeviceIDフィールドには、カメラIDを設定してください。
ソースコード
プロフェッショナルエディションでは、このフィルタはオープンソースです。このフィルタを参照してご使用のハードウェアへの対応を確認することができます。また、フィルタの修正や機能追加も可能です。
ソースコードが格納されているディレクトリ:
/My Documents/Adaptive Vision Studio 4.x Professional/Sources/User Filters/IDS
使用カメラ
USBカメラを使用している場合、inAutoReconnectパラメータが作動しないため、カメラとの接続が切断されても、検知されません。USBカメラでこの機能を有効にするには、新たにレジストリキーを追加してください。
HKEY_LOCAL_MACHINE/SYSTEM/CurrentControlSet/services/ueye/Parameters
DWORD DevChangeHandlerMode = 1
このフィルタはベーシックの難易度でご利用頂けます。