ThresholdImage

概要

各ピクセル値を、その該当範囲に応じて最大化・最小化します。

*本ページはFuture Processing社の許可の下、Adaptive Visionの当該Filter Referenceページを和訳化したものです。

名称 種別 範囲 説明
inImage Image   入力した画像
inRoi Region*   対象領域
inMinValue Real*   前景と見なされるピクセルの最小値(Auto=-INF)
inMaxValue Real*   前景と見なされるピクセルの最大値(Auto=-INF)
inFuzziness Real 0.0 - ∞ 中間出力値となるinMin/Maxの許容値
outMonoImage Image    

適用事例

光量が連続的かつ均一の場合における画像の二値化に使えます。

説明

この操作は各ピクセルを最大・最小レベルに変異させ、二値化を行います。変異させた結果はピクセルの明度によります。

  • 範囲(inMinValue, inMaxValue)内にあるピクセル値が最大レベルに変わります。
  • 他のピクセル値は最小レベルに変わります。

パラメータ「inMinValue」か「inMaxValue」のいずれかが設定されていない場合、定まっていない値によって-∞か∞と見なされます。

パラメータ「inFuzziness」(デフォルトでは設定値が0)によって曖昧な二値化が実行可能となります。「inMinValue」か「inMaxValue」の値から最大「inFuzziness」の分差異があるピクセル値を直線的に補間します。従って、結果として得られる画像にて、最大値・最小値間でのスムーズな推移を作成します(下記「注記」参照)。

マルチチャネル画像においては、この操作は各ピクセルにあるチャネル値の平均を使用するので、結果として得られる画像は常にモノクロ調になります。

ヒント

  • 明るい対象物(指定の値より明るいもの)に白色のピクセルが得られるよう、inMinValueを定めて下さい。
  • 暗い対象物(指定の値より暗いもの)に白色のピクセルが得られるよう、inMaxValueを定めて下さい。
  • 出力したい画像の白黒間をスムーズに推移させたい場合、inFuzzinessを使って下さい。

ThresholdImageをサンプル画像にてinMinValue = 80.0, inMaxValue = auto, inFuzziness = 0.0の設定で実行した例

ThresholdImageをサンプル画像にてinMinValue = 80.0, inMaxValue = auto, inFuzziness = 2.5の設定で実行した例

注記

画像ピクセル種別がRealである場合、パラメータ「inFuzziness」は出力に対して何も影響を及ぼしません(無視します)。理由は厳密に数学的なもので、つまり、ピクセルの明度に関して最大値と最小値として対応している-∞と∞の間にスムーズな推移が存在しないということによります。

ハードウェアアクセラレーション

この操作は次のピクセル種別向けのSSE2技術に最適化されています:1xUINT8 (inFuzziness = 0に対して), 3xUINT8 (inFuzziness = 0に対して)。

この操作はマルチコア・マルチプロセッサシステム向けの自動並列化に対応しています。

難易度

このフィルタはベーシックの難易度でご利用頂けます。

フィルタグループ

このフィルタはThresholdImageフィルタグループの1つです。

関連リンク

ThresholdToRegion(作成中)

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