ネットワークカメラ ラインウォッチャー

ラインウォッチャーとは工場内のネットワークカメラとAI画像認識を組み合わせて、従来では人が行っていた製造ラインの監視をAI認識で自動で行うシステムです。
工場内に設置してあるネットワークカメラの画像を使いAI認識するので新規のカメラ設置などがいらず、非常に効率的にシステムを構築することができます。
構築したシステムの構成図は下記になります。

既存のネットワークカメラとAI認識用のPCの処理で製造ラインの異常を検知できるシステムとなっています。
その他下記の用途で使用した例があります。
例1:製造ラインの詰まり
製造ラインでは流れてくるワークが詰まっていることに作業員が気付かずにワークの滞留が起こりやすいです。
しかし、ラインウォッチャーを使用すれば詰まった段階でAIが「詰まり」の状態を判別しアラートを出すことが可能です。

例2:ボトル製造ライン キャップの異常検出
ボトル製造ラインにおいてキャップに異常があるか、またはキャップがついていない状態などを判別し見つけ出すことが可能です。

例3:野菜の向き判定
野菜の向きに関してもラインウォッチャーであれば認識可能です。
AIが事前に学習した正解の向きと照らし合わせ向きに異常があればアラートを出します。

例4:製造ラインの缶の倒れ検出
製造ラインでは相当数の缶が流れてくるため缶の詰まりが起きると高速で流れる必要のあるラインが詰まってしまうという事が起こります。
今までは詰まってしまいラインが動かなくなってしばらくしたら作業員が缶を立て直し作業再開していました。
ラインが動いてなくとも原因がわからなかったためラインを再度動かすのに時間がかかっていました。
しかし、このラインウォッチャーでは、ネットワークカメラに写っている缶の倒れを検知してアラートで遠くにいる作業員に知らせることも可能となりました。

このように、ラインウォッチャーでは人が常時ついていなければならないラインを無人化して人件費を大幅に減らすことを可能としています。
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