SVS-VISTEK SWIR:可視光線帯域だけでなくSWIR帯域も撮像可能に
SVS-VISTEK社から400-1700 nmの広い波長域で撮像可能な新しいカメラが発売されます。
可視光線からSWIR帯域まで対応
SWIRとは、Short Wavelength Infra-Redの略で、一般的には、短波長赤外と言われる0.9μm-2.5μmの波長帯域のことを言います。今回のSVS-VISTEK社の新製品は、ソニー製の最新技術を搭載したセンサーを搭載しており、SWIRの波長帯域だけではなく、従来のSWIRイメージセンサーでは捉えることが困難な、可視光線帯域でも撮像が可能になっています。
これまで困難だった対象物の撮像が可能に
SONYの最新センサーを搭載したことにより、400-1700 nmの広い波長域に対応が可能であるため、従来では可視光用とSWIR用で別々に必要だったカメラを1台にすることができます。その結果、システムの低コスト化や画像処理負荷の軽減による高速化が可能となり、これまで困難だった対象物の撮像が可能になります。
活用例
・プラスチック片・金属片を検出する異物検査(光の吸収特性、反射特性を利用)
・半導体製造や検査(光がSi材質を透過する性質を利用)
・溶接部など高温部の温度推定(高温物質の高い輝度を利用)
GigEとCoaXPressの2種類ラインナップ
モデル |
MP |
解像度 |
センサーサイズ |
FPS |
マウント |
インターフェース |
exo991MGE |
0.3 |
640 x 512 |
4.1mm(Typ 1/4) |
260 |
C |
GigE |
exo990MGE |
1.3 |
1280 x 1024 |
8.2mm(Typ 1/2) |
93 |
C |
GigE |
fxo990MCX |
1.3 |
1280 x 1024 |
8.2mm(Typ 1/2) |
134 |
C |
CXP-12 1 Lane |