1. TOP
  2. 取扱製品
  3. 画像処理ソフトウェア
  4. Aurora Vision
  5. バージョン情報
  6. Version 4.10

Ver4.10リリースノート

Adaptive Vision Studio 4.10 リリースノート

2018年9月19日



Deep Learning

・新規:新しいツール(DetectAnomalies2)により定義されていない欠陥の迅速かつ効果的な検出が可能となりました。DetectAnomalies1は画像再構築技術を採用しておりましたが新機能では1クラス分類に基づいています。

・新規:新しいツール(SegmentInstances)により、接触や交差しているもの、多様な形状のオブジェクト検出が可能になりました。矩形での領域検出だけでなく、対象物をマスクしての領域検出も可能です。

・新規:高度なC++APIが作成され独自のディープラーニング学習GUIを作成できます。  詳細はこちら(英語): https://docs.adaptive-vision.com/4.10/avl/technical_issues/DeepLearningTrainingAPI.html

・改良:学習用画像を増幅させる機能(Augumentations)の機能が拡張されました。

・改良:学習中のエラーチェック及びエラー内容の記述が改善されました。

・改良:Detect Anomalies 1-グローバルネットワークは優れた再構築画像とヒートマップを作ることができます。 ・改良:オブジェクト分類の学習と推論は大幅にスピードアップし、分類の質も改善されました。

・改良:DeepLearning_ClassifyObjectに診断出力を追加し、入力画像の特定部分が分類結果にどのような影響を与えたかを示すヒートマップを作成できます。

・改良:インスタンスセグメンテーションは小さなオブジェクトに対してより高感度になりました。



New and improved tools

・新規:新機能(AdjustPathArrayToEdges)によりオブジェクトの位置で可能な限り高いサブピクセル精度を実現することができます。スタンダートアローン(オブジェクトの場所がわずかに変化する場合)または他のロケーションツールの後処理ステップとして使用できます。

・新規:テンプレートマッチングツールは2Dポイント(LocateSingle/MultiplePointPattern)の配列向けに実装されました。

・新規:テレセントリックレンズの歪みに対するキャリブレーション機能が追加されました。

・改良:SplitRegionIntoComponentsツールは、複数のスレッドでの実行が改良されました。

・新規:バーコード(GradeBarcode(*))の基本的な評価ツールが追加されました。

・改良:新しいパラメータ(inMaxContrastRatio and inMaxBrightnessRatio)によりグレーベースのテンプレートマッチングが改良されました。パフォーマンス向上と誤認識低減が可能になりました。

・改良:ARM上でのNEON命令セット用にいくつかのツールが改良されました。

・新規:CodE39およびCode128の標準コード評価ツールが追加されました。(GradeBarcodeフィルタ参照)

・改良:エッジベーステンプレートマッチングおよび1Dエッジ検出ツールは最新のプロセッサーアーキテクチャ向けに改良され、スピードアップ係数が50%を超える場合もあります。

・改良:画像二値化のための機能も改良されました。

・新規:バーコード読取ツールはPDF417標準を新たにサポートしました。



HMI and Adaptive Vision Executor

・新規:別のコントロール(ComboBoxなど)の状態に応じてHMIコントロールのEnabledプロパティを自動的に設定できるEnabledMangerという新しいメカニズムができました。Logic and Automationカテゴリに入っています。

・新規:Adaptive Vision Executorはすべての標準のインターフェースに対して(ユーザー定義のHMIを除く)複数の言語をサポートできるようになりました。現在、英語、ポーランド語、ドイツ語、中国語に対応しています。

・新規:Adaptive Vision Executorはコンソールモード(HMIなし)で実装できるようになりました。

・修正:BoolIndicatorBoard HMIコントロールのinVariables入力をプログラム(*)から設定できませんでした。

・改良:ビッグアプリケーションのHMIはさらに高速にロードできるようになりました。



Avl.Net

・改良:AvINet.Designers APIのユーサビリティが向上し、間違えにくくなりました。

・新規:AvlNetはSurfaceタイプの3Dデータ処理をサポートできるようになりました。

・改良:AvlNetのメモリ管理が改善され、不要なコピーを削除することができます。

・改良:C++APIのatl.Error等の例外を除くすべてのAVLに共通の基本クラスが一つできました。



Other

・新規:ユーザータイプをAdaptive Vision Studioで直接作成・編集できるようになりました。

・修正:OpenCVの関数では経路変換はできませんでした。(RGB<_>BGR)

・新規:ソフトウェアトリガがGocatorデバイスでサポートできるようになりました。

・新規:Gocatorから測定データを取得できるようになりました。

・変更:配列は、データプレビューでは行単位ではなく列単位で表示されるようになりました。

・改良:スタジオで表示される数値は、小数点以下第3位まで表示できるようになりました。(設定可能)

修正:トルコ語バージョンのWindowsオペレーティングシステムにはロケール関連の問題がありました。

・修正:リザルトコントロールでも戻るコマンドがサポートされるようになりました。

・改良:Adaptive Vision Libraryのバージョン番号はプログラム実行中に厳密にチェックされるようになりました。プログラムがコンパイルされたライブラリのバージョンと、アプリケーションに割り当てられるバージョンとが一致する必要があります。

・改良:ENSENSO用のデータ取得フィルタに、取得した3Dポイントの色を含むことが可能になりました。

・新規:ドキュメントのPDF版ができました(英語)。https://docs.adaptive-vision.com/4.10/pdf/

・新規:各フィルタの出力とフィルタ自体に学習結果を示すステータスプロパティ(Boolタイプ)を追加されました。 (*)この機能はバージョン4.8の最新版にも追加されています。

カタログ・資料ダウンロード/
お問い合わせはこちらから

購入ご検討の参考に

ご質問・ご相談などお気軽に