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Ver4.7リリースノート
Adaptive Vision Studio 4.7 リリースノート
2016年12月8日ARMプラットフォーム対応のAdaptive Visionライブラリ
・新機能:Adaptive Visionライブラリ(C++)が、ARMプラットフォーム(ARMv7a)で使用可能。
・新機能:ARMプラットフォームでBasler社Pylon SDKを使用した画像取得が可能。サンプルアプリケーションをご用意しております。
3D点群処理
・新機能:3Dマシンビジョンで得られる点群を、3D点群(Point3DArray、unorganized)としてまたは2Dグリット上の3D点(Point3DGrid、organized)として表示可能。
・新機能:LMI Technologies社製GocatorおよびIFM社製の各種デバイスから直接、点群を取得可能。
・新機能:点群を3D可視化ウィンドウで目視可能。また、6度の自由度(6-DoF)で探求可能。
・新機能:標準機能として、点群の変換およびフィッティング機能を搭載。
新規のHMIコントロール
・新機能:MultiPanelControl使用によりマルチスクリーン表示が可能、TabControl使用時より操作が容易となりました。(*)
・新機能:ランタイムシステムのアプリケーションアイコンの変更が可能。(*)
・新機能:複数のユーザーレベルでパスワード保護が可能。ユーザー毎に異なるアクセス権限を容易に付与できます。(*)
・新機能:図表を表示する新規のProfileBoxコントロールが利用可能。
・新機能:State Managementコントロールが書込み可能なFilePath入力ファイルを取得し、オブジェクトリファレンスとプログラムから付与されたレファレンス名の両方の読込みおよび保存が可能。
・新機能:ツリー構造のコンボボックスが追加されたことにより、ネスト化されたHMIコントロール間のナビゲーションが容易になりました。
・新機能:HMIコントロールに名前がつけられるようになりました。以前のようなtrackBar1、trackBar2などの名前はありません。
・新機能:濃淡テンプレートマッチングおよびエッジテンプレートマッチングのためのShape Editorコントロールが追加されたことで、エンドユーザーがランタイムアプリケーションでモデル作成ができるようになりました。
新規のフィルター
・新機能:ThresholdToRegion+Open/CloseRegion+SplitRegionIntoBlobsの代わりに、使い勝手の良い既製ツールExtractBlobsを採用。
・新機能:AccumulateProfileフィルターの追加により、図表用の数値データの収集がより容易になりました。
・新機能:ReadBarcodesツールによるフォーマットの自動選択。
・新機能:MergeAndフィルターおよびMergeOrフィルターの追加により、様々な条件設定下の検査結果を容易に統合できるようになりました。
・新機能:FindFirstフィルター、FindLastフィルターおよびFindAllフィルターの追加により、配列内のオブジェクトの検索がより便利になりました。
・修正点:inMinPyramidLevelが0以上の場合のマッチング精度にシステマチック誤差が認められたため、修正しました。
・新機能:新規フィルターSaveImageToPngの採用により、ユーザーが選択した圧縮率での画像保存が可能になりました。
・改良点:ゴールデンテンプレートのフィルターの登録により、入力画像のトリミングが不要、グラフィカルエディターを用意しました。
・改良点:Path Fittingフィルターの出力を再設計しました。「ビード検査」アプリケーションにおいて本フィルターの使い勝手が向上しました。
・改良点:式で以前の反復処理から値にアクセス可能な「prev」演算子が、最初の反復の結果を指定する第二引数を持つことができます。
・改良点:SplitRegionIntoComponentsフィルターの再設計および最適化。
テンプレートマッチング
・新機能:テンプレートマッチングのGUIの操作が2種類のモード(ベーシックおよびエキスパート)で行えます。ベーシックモードは簡便化されたインターフェースですが、大部分のアプリケーションを問題なく実施することができます。
・改良点:グラフィカルエディターにおいてオブジェクトの中心を明確に視覚化しました。
ローカルクラウドライセンス
・新機能:1つのコンピューター上で複数のランタイムシステムが起動可能な新しいライセンススキームが利用可能になりました。
・新機能:1つのコンピューターで複数のAdaptive Vision Executorアプリケーションの起動が可能になりました。「係数」(スレッド数/プロセス数)つきのライセンスが必要です。
タッチスクリーンサポートの改良
・改良点:選択中のツールに関わらず、2本指で画像プレビューを操作できます(以前は、拡大レンズでしか操作できませんでした)。
・新機能:アプリケーション起動の際、ユーザーは「PC」モードと「タブレット」モードのいずれかを選択することができます。選択されたモードに最適な設定値に調整されます。
カメラキャリブレーション
・新機能:UndistortImageフィルターのグラフィカルエディターで、ドットパターンが使用できます(以前は、チェスボードパターンのみを使用)。
・新機能:UndistortImageフィルターのグラフィカルエディターは、透視補正も実施可能です。
・改良点:CreateUndistortionMap_Divisionalフィルターを新規で追加し、アプリケーションのメインループの前にコンピューターによる空間分割マッピングが実施できるようになりました。
.NET互換性の向上
・改良点:.NET Macrofilterインターフェースにおける画像のやり取りが大幅に改善されました。インターフェース間での画像のやり取りが可能、ユーザーコードのコピーは不要となりました。
・改良点:AVL.NETおよび.NET Macrofilterインターフェースに表示される型を統一しました。2つの機能が併用できます。
・改良点:.NET Macrofilterインターフェースに基づいたアプリケーションに対して、Shape Editorコントロールが利用可能。
プログラムモデル
・新機能:配列の新規プロパティポート:IsEmpty、IsNotImpty
・新機能:条件型の新規プロパティポート:IsNil、IsNotNil
・新機能:論理型の新規プロパティポート:Not
容易なプログラムの編集
・改良点:ドラッグ&ドロップで作成された新規ポートを定義する際、ユーザーは任意の選択ではなく、最大4つのシンプルな選択肢から選択することができます。
・新機能:プログラムエディターで、配列および条件型はポート上に直接示されます。これにより、型に関連する誤りを見つけやすくなることが予期されます。
その他
・改良点:プログラムエディターでは、フィルター名の前にフィルターインデックスが表示されます(以前はフィルターのアイコン上に表示)。
・改良点:不要なデータコピーを排除し、領域、パスおよびプリミティブ型の配列のシリアライゼーションを最適化しました。
・改良点:統計データおよびヒストグラムのデータプレビューにおいて、Y軸の自動スケーリングを無効にしました。 ・改良点:アサーションをパスした記録はログファイルに書込まれません。
・改良点:グラフィカルエディターにおいて「ハンドル」を引き伸ばすことができるため、長方形の回転が容易になりました。
・改良点:IDEの言語をメインウィンドウの右上隅のボタンで簡単に変更できます。
・改良点:データプレビューの自動モードが再設計されました。メインプレビューには主要なグラフ結果が表示されます。入力値は削除しました。
・新機能:グラフィカルエディターの軌道の種類に、矩形および円軌道の作成オプションが追加されました。
・新機能:Macrofilter入力のコンテキストメニューに新しいコマンドが加わりました:「Rename/Edit Properties….」、「Add Macrofilter Input….」、「Add Macrofilter Output….」
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